一般的に、若いころ……激しいスポーツ、重労働で腰に負担をかけた、車を長時間運転、に心当たりのある方は要注意と言われている腰痛です。
どんな人に多いの?
40代〜上の年代に多く、高齢者によくみられます。
どういう状態?
首〜腰まで繋がっている背骨の、横にある神経の通り道が、腰の部分で狭くなり、神経や血管を圧迫して、腰や足に、さまざまな症状を起こしている状態です。加齢に伴い、少しずつ歪みがおこり引き起こされているのです。
脊柱管狭窄症の症状は?
- 腰の痛み・張り
- 足のシビレ
- 間欠性跛行(歩くとシビレが酷くなり、少し休むと歩けるようになる)
- 膀胱・直腸障害(尿や便がでづらい)
- 体を丸めていると症状が楽
- 体を反らすとシビレや痛みが増える
整形外科での治療は?
- 消炎鎮痛剤(ロキソニン・ボルタレン)の投与
- 温熱療法
- 筋肉増強訓練
- 神経ブロック注射
- 手術療法
当院での治療は?
骨や靭帯の変性は、マッサージや整体をしても治ることはありませんが、腰部の血流を良くしてあげることで、症状の進行を押さえることができます。また、血流が良くなることで、神経の炎症やシビレ痛みが出にくくなることが多く、即手術は行なわずに、保存療法で様子を見ることが多いです。
症状の緩和、改善は期待出来ます。